2014年、米国で研究目的としての産業用大麻が合法化されて以降、医療分野における大麻の研究が盛んに行われるようになり、17年には世界保険機構(WHO)が「CBDによる向精神作用の効果や依存、乱用の可能性は確認されない」というレポートを発表。
これによりCBDは「安心・安全である」ということが証明されました。そして今、世界各国で「グリーンラッシュ」と言われるほど爆発的に大麻ビジネスが拡大しており、薬品から食品、化粧品、ペット用品に至るまでさまざまな製品が世界各国の企業が開発しています。
現在、国内にも海外で生産されたCBD関連商品が数多く輸入されるようになりましたが、
残念なことにこの「グリーンラッシュにあやかろう!」という魑魅魍魎が跋扈し、まるで麻薬のような価格で販売されているのが現状です。
中には「高濃度CBDオイル」と謳いながら、実際のCBD含有量はオイル60ml中にわずか5mg (0.005グラム)しか入っていない粗悪な商品が数万円という値段で販売されていた例も。
このような状況がいつまでも続けば、日本国内の一般消費者から「どうせCBDオイルなんてインチキに決まってる」という認識が定着しかねません。